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内容成分について【組成・原材料】 |
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- ミネラルの含有量
食品である濃厚流動食は食品衛生法によりそのままでは添加出来ないミネラル成分があり、したがって、濃厚流動食のみで管理されている患者さんの一部には微量ミネラル欠乏(銅、亜鉛等)を起こす場合があり、注意が必要です。微量ミネラル成分含有量については、各製品の表示やパンフレットで確認が必要です。同時に、特定のミネラル成分が強化されている製品については、過剰摂取にならないような配慮が必要です。
濃厚流動食品で使われているカゼイン、乳たん白分解物、デキストリン、中鎖脂肪(MCT)、食物繊維とは
カゼインは牛乳に含まれる成分で、牛乳や脱脂乳から酸処理による沈殿によって得られる蛋白質です。乳たんぱく質分解物とはカゼインに由来する乳ペプチドです。たんぱく質よりも分子が小さく、良好な吸収が期待できます。
デキストリンとはトウモロコシやジャガイモの「でんぷん」を酸、酵素、熱その他の作用で加水分解したものです。グルコース(ブドウ糖)がつながったもので、長いものから短いものまで様々なものがあります。
中鎖脂肪(MCT)とは中鎖脂肪酸トリグリセライド(medium chain triglyceride)のことです。炭素数8〜12の脂肪酸からなるトリグリセライド(中性脂肪)です。炭素数14以上の長鎖脂肪酸トリグリセライド(LCT)は消化管から吸収された後、リポ蛋白質のカイロミクロンに組み込まれてリンパ管、静脈を経て肝臓に運ばれますが、MCTは消化管から門脈に吸収されて肝臓に運ばれますので、吸収が速い脂肪です。また、細胞内のミトコンドリアに取り込まれる時にも長鎖脂肪酸はL-カルニチンの手助けが必要ですが、中鎖脂肪酸はその必要が無いので、MCTはLCTに比較して速やかにエネルギーとして活用されます。
流動食に使用されている食物繊維素材にはセルロース、難消化性デキストリンやグァーガム分解物などがあります。
流動食に利用されている食物繊維のエネルギーは、食物繊維の種類でエネルギーは異なります。
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| エネルギー換算係数(kcal/g) |
食物繊維の種類 |
| 0 |
寒天、キサンタンガム、サイリウム種皮、ジェランガム、セルロース、低分子アルギン酸ナトリウム、ポリデキストロース |
| 1 |
アラビアガム、難消化性デキストリン
ビートファイバー、タマリンドシードガム、ブルラン |
| 2 |
グァーガム(グァーフラワー、グァルガム)
グァーガム酵素分解物、小麦胚芽、湿熱処理でんぷん(難消化性でんぷん)、水溶性大豆食物繊維(WSSF) |
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栄養成分などの含有表示について
濃厚流動食品の栄養成分などの含有量は食品衛生法の栄養表示基準で決められています。
誤差はどのくらいの幅で保証されているかについては、
栄養成分の含有量が一定値で示されている場合
熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物、ナトリウムなどは、表示の中心値から±20%。
カルシウム、鉄、ビタミンA、Dなどは、表示の中心値から−20%〜+50%。
ビタミンB1,B2,ナイアシン、ビタミンCは、表示の中心値から−20%〜+80%。
と決められています。
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