会長挨拶


2024年5月20日

一般社団法人日本流動食協会の会長(代表理事)の神谷でございます。
会長としてご挨拶させていただきます。

一般社団法人日本流動食協会は、流動食の製造・販売メーカーを中心とした関連企業によって1992年に設立された業界団体です。設立の主な目的は「会員相互の緊密な情報交換と連携を図り、関係当局と関係諸団体との連絡を密にして、業界の進歩と健全な発展を図る(設立趣意書)」でございます。また2021年度には、基本方針の中に「栄養療法の普及啓発活動」という文言を加え、より社会に貢献する思いを明確にいたしました。

流動食を取り巻く環境は、決して順風満帆ではありません。現場での栄養療法には欠くことのできない製品でありながら、原材料の高騰、それに輪をかける円安、まだまだ十分とはいえない入院時食事療養費など厳しい環境下におかれておりますが、そういった中でも会員各企業は研究開発を継続し、より医療現場で役に立つ製品の開発・販売に邁進しております。

このような中、協会は特に次の5つの課題をとりあげ、鋭意取り組んでおります。
1)診療報酬(特に入院時食事療養費)の改訂
2)新しい特別用途食品(サルコペニア症対応)の規格づくり
3)お客様、特に将来増えるであろう在宅医療現場への情報提供
  (HPによる情報発信活動、総合栄養食品の普及啓発活動など)
4)特別用途食品向けの添加物(グルコン酸銅、ビオチン)の認可申請
5)関連団体、学会、行政との連携の推進

最後に協会は、2013年度に中長期ビジョンを策定しております。
第一段階 病院・老健施設向け流動食の普及、提供活動
第二段階 在宅向け経口流動食の普及、提供活動
第三段階 海外向けの流動食の輸出の推進活動
これらのうち、第一段階はすでに広く行き渡っていると考えておりますが、第二段階の在宅向けは、ほとんど浸透が進んでいないのが現状です。協会としては、今後最も必要とされる在宅現場への普及、提供活動を推進し、より一層の社会貢献と業界の健全な発展を目指していきたいと考えております。

こういった目標に向かって、一般社団法人日本流動食協会は常に前進していきたいと思います。今後とも皆様からの本協会の事業運営に暖かなご理解とご支援を受け賜りますよう、ご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

一般社団法人 日本流動食協会
 会長(代表理事) 神谷慎一

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